テストエンジニアはその名の通り、システム開発において様々なテストを行い、バグがなく正常に作動するかをチェックするのが仕事である。その検証するシステムの分野は多岐に渡り、WEB関係のみならず、ゲームやスマホのアプリはもちろん、家電製品に組み込まれているソフトウェアでも必要とされている。
現代社会はシステムが搭載されている物で溢れているので、日常生活を守る重要な仕事だといえる。
フリーランスとしても活躍できるのがテストエンジニアの特徴であるが、幅広い業務範囲のために単価と難度に大きな差が生じている。中にはプログラミング言語のような専門知識を必要としない仕事もたくさんある。
例えばゲームの動作確認のような仕事である。単純な動作確認の仕事は、具体的にはマニュアルに従って幾多のテストを繰り返す作業が大半である。単価こそ安いが、忍耐力と集中力があればこなすことができる。
このテストエンジニアはこれからIT業界に参加する人にとっては、最も需要が多く敷居が低い。40代でも仕事にありつける所も魅力である。その代わりライバルが多いため、もし専門知識に不安があるのであれば、顧客の意図やニーズに対する正確な理解力やコミュニケーション能力を養う必要がある。
また自分目線ではなく多様なユーザー目線に立ってテストできるかも重要で、時に常識外れの視点でもって盲点を指摘できるかどうかが大きなPRポイントになる。
このような環境の中で、フリーランスが単価の高い仕事を貰っていくためには、経験年数と必須スキルをクリアしていかなければならない。中でもテスト設計・仕様書・項目書を作る仕事をたくさんこなす事が、契約に結び付きやすい。